『日本宮廷音楽の雅樂と西洋の宮廷音楽に想いを寄せる』

 『日本宮廷(きゅうてい)音楽の雅樂(ががく)と西洋の宮廷音楽に想(おも)いを寄せる』 小生(しょうせい)、音楽に興味(きょうみ)が在り発声に付いてよく考える、音階の中に神(かみ)は座(ざ)して居るのではと。
 一千年前エジプト、アレキサンドリアの宮廷(きゅうてい)お抱(かか)え詩人は詩を作り貴族達に披露(ひろう)して居たと言う。当然、華(はな)やかな宮廷音楽も演奏されて居たで在ろう。 日本では同年代の平安中期に、「雅楽(ががく)」宮廷音楽は完成して今に伝わって居る。
 「和歌(わか)」の原形は古く弥生(やよい)時代から存在し、古墳(こふん)時代に中国より漢字と伴(とも)に漢詩(かんし)は伝わり影響を受け、数寄(すき)と呼ぶ57577等の数を揃(そろ)える「和歌」は完成したので在る。奈良時代末期より万葉(まんにょう)の時代、貴族世界では盛んに歌われ嗜(たしな)みとして競(きそ)われて居た。和歌は大自然や自然現象の美しさ、詰(つ)まり神々の美しさを讃(たた)える祝詞口遊(のりとくちずさ)みで「和歌」は深く政治に祀(まつ)り事に根差(ねざ)して居た。
 「音楽」は古代中国で紀元前700年春秋(しゅんじゅう)時代~戦国時代前500年頃に生じたと言う。音楽は音を組み合わせて作った芸術で在る。日本の「和音階(わおんかい)」は日本語の声のアクセント、音程(おんてい)の上下運動に拠った2オクターブの世界から生まれたもので在る。主音(しゅおん)の上下のオクターブの世界で各自主音(かくじしゅおん)の高さに依って異(こと)なる相対(そうたい)音階で「和音(わおん)」の世界。洋樂(ようがく)の絶対音階とは違(ちが)う。(上代)
           「発声力、文章力、直観力」