小生、『随筆家』を目指し「一心不乱」に書いて居ります。

 『文章』では、面白いか面白く無いのかは、話の「切り口」に依って決まる様です。「切り口」とは何ぞや。お話をどの角度から見るのか等、どの様に捉(とら)えるのか、見方を変えれば色々に変化します。正(まさ)に切り口、お話しの目的等に拠って変化します。どう言う事なのか。話に人生の「命題(めいだい)」も必要で、お話が二つ必要と言える。
 お話には順序が在りまして、先ずは「前文」から始めます。最初に必ず言いたい事を云って仕舞います。前文の前に自己紹介を云う場合も在ります。基本的に「起承転結(きしょうてんけつ)」が、やはり在ると言える。「起句」で必ず言いたい事を云う。是(これ)が大事で、云って於(お)かないと「結句」まとめでもう一度、言いたい事を云って退(の)ける。「承句」は本文①、お話の内容を順序立て、述(の)べて説明を致します。「転句」に移るや否(いな)や、別のお話を持ち出す。要するに、お話が二つ必要で在ると言う事です。関連性が在るとは思え無いお話が、合わさるので在る。「転句」は本文②、別のお話を持ち出して、笑いも取れれば尚(なお)、良いのですが。其(そ)して「結句」、まとめで合わさり、言いたい事を充分に伝える。文章もお話も結局は同じで、お話の原稿は文章に組み立てるので在る。(上代)
           小生、「声と文章」を磨いて居ります。