『吾十有五にして、学びに志す。(孔子)』、のお話。

 五十、にして天命(先祖両親に依りて与えられたもの、)を知る。六十、にして耳順(じじゅん)(したがう。)吾十有五にして学びに志す(孔子)。小生、現在六十歳、五十三の時より、歴史と文章を現(あら)わして纏(まと)める事を始め、不思議と書けば、纏(まと)まる事に気付く。
 専門は平安時代、貴族社会以前の歴史で在る。神話の世界を踏襲(とうしゅう)して居る。有る程度の神話を理解する必要も在る。世界各地に、神話が語り継がれて居るが、共通するのは「天地創造」から始まり、中国では小さな混沌(こんとん)から始まる。ビッグバン思想と想われ、天と地が分かれる処から始まる。天と地が分かれた時に様々な神が生まれ、其(そ)して神に依り人が生まれたと言う。時は下りて、平安末期に武士が台頭。貴族社会を否定し、然(しか)し様式を利用し変えて行った。
 小生は、旧石器、縄文、弥生(やよい)、古墳時代、飛鳥、奈良平安に興味が在る。古代の『御柱(おんばしら)』を研究して居ります。私の独壇場と言っても過言では無い。建築の歴史や古墳、木遣(きや)り音頭(おんど)等を調べ始め、又、小生、長く発声を追求し、其処(そこ)には共通するものが在り「天、人、地」が一体と成ると言う。古来より、音階の中に神が宿ると言い、日本は和歌に依り神々の美しさを讃(たた)える。(上代)
            亦(また)、新たに、お話が始まります。