小生、念願の「小節とビブラート」が出来る様に為った。

 沖縄の島々には極端に多くの民謡が唄われて居ると聞く。沖縄には仏教は無い。地理的に中国の影響か「道教(どうきょう)」が深く根付いて居る。道教思想は「天、人、大地」三位(さんみ)一体と考えます。唄は、「半学(はんがく)」と言われ「祈り」で在る。今年、沖縄に入った。コブシとビブラートに興味が在りて、どうしてもとマスターを望む。
 沖縄の地でコブシを「小節(こぶし)」と書くのを知る。又、コブシに神々への祈り、メッセージが在ると知り得る。小生のライフワークは完璧な発声に在ります。
 今日唯今、漸(ようや)くコブシとビブラートが操(あやつ)れる様に為った。其れは、声楽の先生に習い、熱心なご指導を得て可能と成った。天の導(みちび)きか「波動(はどう)」と呼ばれるものに近いと想わる。天上と人とが、繋(つな)がる様にも感じる。教えられた「心棒」が貫(つらぬ)く様に感じられる。難解なビブラートが少しは理解出来、小節と同じもので在る事も分かった。「小節、ビブラート」が出来る様に為るのに、詩吟で30年、其してプラス、声楽コーラスで7年。合わせて37年間要す。念願のコブシ、ビブラートが出来る様に為りて、子供の頃より感動して長く、50年の歳月を要したがお蔭様で、発声にも最高の指導者に恵まれた。(上代)
           此れからも、お話がずう~と続きます。