利己主義に陥(おちい)り易いが明るく前向きに生きる。憂(うれ)えるの反対は喜(よろこ)ぶで在る。時折不信の中、彷徨(さまよ)い見失(みうしな)い易いもので在るが決して欺(あざむ)か無い、疑(うたが)わ無い事だと念じて行い、内なる無限の力としての『信』を培(つちか)いて喜(よろこ)んで生きる力を養(やしな)わん。未来は頭の中に在り、未来から時間が流れて来る。未来から現在、過去へと。
其(そ)れでは、内なる『信』とは何ぞや。「信」とは己(おのれ)の潜在意識(アラヤ識)に外(ほか)なら無い。潜在意識は顕在(けんざい)意識の実に二万倍の質量が在ると言う。己の明るく前向きな潜在意識(アラヤ識)『信』を培い喜んで生きる力を養う。
心に想った事は全(すべ)て下意識(アラヤ)に貯(たくわ)えられ未来に於(お)いて其(そ)れは実現されると言う。思っただけでは、アラヤには入ら無い。其れは念と為(な)った時、入る。念とは、思考に感情が加わった状態、念じる。念は因(いん)で在り未来に実現、果(か)への縁(えん)が起きる。先住因子、大別すると三つの要素で、先祖(宿命)、から両親(運命)、自分の思考と感情よりの念で在ると言う。先住因子の明るさが増せば明るい因子は育成され、やがて果と為りて実現すると言う。明るい念は因と為りて、アラヤ識に入る。時間は、未来は、アラヤより流れ来る。(上代)
内なる無限の力『信』を培(つちか)う。