人間社会では全て、出せば入る、溜(ため)めると腐(くさ)る。

 人は追い求めれば、其(そ)れが何で在れ、必ず手に入ると、必ず出来ると言う。「想った通りの人生と為(な)る。」自分の想う様に生きる事が幸せと言える。此の世は、陰陽(いんよう)の世界だと言う。引き寄せの原理、類は類を呼ぶと言う。出せば入る。場を清める事。目が覚(さ)めたらさっと起きる。気付いたら即行動。遣(や)り出したら遣り通す。(終始一貫)
 出来れば、世の為(ため)、人の為に成る事を心掛ける。どんな良い物でも、人々の役に立た無いものは不要の長物で在る。人間社会では全(すべ)て出せば必ず入る。(溜(た)めると腐(くさ)る。)何にでも当て嵌(は)まる。出し切れば、又、引き続き次のものが入って来る様です。『出し切れば、又、満たされる。』仕事も知識も知恵もアイデアも直観も。言葉でも文章でもスピーチでも小論文でも不思議で在る。技(わざ)も感激もスポーツも音楽も、総(す)べてかも知れ無い。『出し惜(お)しみは問題外。』出し切れば一旦(いったん)、空(から)っぽに為るが、其(そ)れ以上の事が必ず、どっと入って来る。
 先(ま)ずは続ける事で在ろう。決めた事を徹底し最後まで遣(や)り通す事で在ろう。出来無いと諦(あきら)めず、大事な事は一心不乱(いっしんふらん)に。要するに『次の展開に持ち込む。』と言う事で在る。次の展開が、自分の姿かも知れ無い。然(しか)し今が大事。(上代)
          「出し切れば、又、満たされる。」