「文章家に憧れて、」と言うお話。

 文章家に憧(あこが)れて、よく『文章』と言える物を書いています。どうも、口下手な人には文章が向いているかもしれません。切っ掛けはずっと以前に記録係を一年間担当、議事の進行に役立てた時、其の文章の楽しさに気付きました。
 言葉では言えない事も、文章にすると、言いたい事が言える。文章力と言える物が在るかも知れません。要約して、箇条書きに纏(まと)めて置きますので議事録にも似ている。議事録から文章を書き始めた人が多数居られます。
 見ては貰(もら)えぬ文章の、何が楽しくて面白いのかと言いますと、話す様に、自然に書き進んで行きます。要するに、書いていれば、勝手に纏まって行く不思議さです。書けば自分の物と成り、記憶に残ります。総ては連綿(れんめん)と(長く続いて絶えない様子)繋(つな)がって行きます。文章を書く場合、「大事なのは話の切り口です。」小生、文章を書き始めた頃、幸運にも近くに歴史研究家で、文章家が居られて、何時も文章を見て貰って習って居ります。文章を書かれる方にお会いすれば必ず、美しい文章の書き方を尋ねています。そして興味が在る方に無理遣り見て貰う為、コピーを押し付けて居ります。何時かは美しい文章が書ける様にと心掛けて居ります。誰しも、文章家に必ず成れます。(上代)
               其して、亦、お話は続きます。