『不思議で在る、五(三)重塔は何故、大地震に倒れ無いのか』 日本で初の仏教建築と五重塔は法興寺(飛鳥寺)が598年10月を費やし遂に完成した。若き聖徳太子と最高実力者、蘇我馬子の時代で在る。百済の宮殿建築様式が渡来人と大和朝廷に依り日本の仏教建築と成ったので在る(日本は既に宮殿は白木で造った居た)大陸での宮殿建築様式が日本の仏教建築様式と成った。蘇我馬子の飛鳥寺完成の10年後に法隆寺は完成し現在、世界最古の木造建築。
其れで、大地震にも倒れ無い五(三)重塔は何処から伝わったのか、大陸にも朝鮮半島にも無い。制震のの心柱は何処から伝わったのか。聖徳太子が考案したとしか言い様が無い。大陸には五重塔の原形、お釈迦様の仏舎利と仏教の経典を納める大雁塔は在るが土造りで、後年に中国最古の八角形で木造塔「応県木塔」は存在するが耐震で無く心柱も無い、何処から来たのか。
五重塔の元の形はインドの釈迦の墓、ストゥーパで、お椀を伏せた土饅頭を重ねた様なお墓で在るが、其れが紀元前後に中国に伝わり大雁塔に成った。
不思議で在る。日本の五(三)重塔の原型は無い。何処から日本の美しい、対自身にも倒れ無い心柱の五(三)重塔建築が、発想は生まれたのか。(上代)
「ピンチとチャンスは裏腹である」