『景観、町づくり自治会等のお手伝いキーワードは愛着か』

『景観、町づくり自治会等のお手伝いキーワードは愛着か』 私の所在地は伏見の南端、観月橋を渡った向島です。淀川(観月橋の下流から)の河川敷は葦やススキが古くから多く自生する茅場でも在る。業者が葦と茅を確保し御所や桂離宮等の葺き替え等用在地だと言う
其して此処は燕等、渡り鳥の飛来系集結地でも在る。以前は此処で夏は花火大会も催されて居た。
私は子供の頃より大好きな春の四、五月に成ると、必ず燕が遣って来ます。東西の通りには燕が飛び交い、南側で日陰の軒裏には毎年、旧い巣も使い番いと為り巣を架け数匹の子供のを育てます。小生には長く詩吟、漢詩を親しんで居りては私は18番、于墳作『事に感ず』が口を突きます。「花開けば蝶枝に満ち、花謝すれば蝶又稀なり、只旧巣の燕あり、主人貧しきも亦帰る」と、自宅兼自社の軒にツバメが巣を架けてくれるのを夢で待って居りました。
秋に為ると又、淀川河川敷に結集して帰って行きます。私は向島の風景、太閤堤と見上げる桃山の景色、此のツバメ達が気に入って居ります。地域の其れぞれ「愛着点」の整理が景観の切り口か、町づくりを織る開放的目線、意味合い大自然を切り取る個々の姿、どの様に見せるかで在ろうか。(上代)
「日常は宝の山、今日は最良の一日」