『事を成せるか、成ら無いかの境目は、紙一重だと言う』

 『事を成(な)せるか、為ら無いかの境目(さかいめ)は、紙一重(かみひとえ)だと言う』 ナポレオンの言葉に、『もし、あなたが負(ま)けると考えたなら、あなたは負ける。もし、あなたがもうダメだと考えたなら、あなたはダメに為(な)る。もしも、あなたが勝ちたいと思う心の片隅で、ムリだと考えたならば、あなたは絶対に勝てない。もしも、あなたが失敗すると考えたなら、あなたは失敗する。世の中を見てみろ、最後まで成功を願い続けた人だけが成功して居るでは無いか。全(すべ)ては人の心が決めるのだ!! もし、あなたが勝てると考えたなら、あなたは勝つ!! もし、あなたが向上したい、自信を持ちたいと願い続けたならば、あなたは其(そ)の通りの人に成(な)る。さあ、頭をきり替えよ!! さあ、心を決めよ!! 強い人が勝つとは限ら無い! すばしっこい人が勝とも限らない!』
 『私には出来ると考えた人だけが、結局勝つのだ!』 其(そ)れで、「紙一重(かみひとえ)」の意味は何で在ろうか。「信念」で在ろうか。天(てん)を味方に付ける事で在ろうか。味方に付けるには己(おのれ)を正(ただ)さ無ければ為(な)らぬ。正(ただ)すべきは正し己(おのれ)を向上させる事で在ろう。「紙一重」とは何か。執念(しゅうねん)(固く思い込んで動か無い心)で一歩も退(ひ)かぬ事か。揺(ゆ)るぎ無い信念と誇(ほこ)りを以(もっ)て、前進して行く事か。(上代)
           『遣れば出来る』