「人は夢、目的意識を持って生きる事が大事で在る」

 「人は夢、目的意識を持って生きる事が大事で在る」 楽しい、とは主体的に生きる事で在り、主体的に生きるとは、己(おのれ)の想う通りに生きて行ける、自(みずか)らの方向性、基本理念が定(さだ)まって居る事で在る。夢、目的意識を持って生きて行く事が大事だと言う。又、難(むつか)しい道を歩(あゆ)む良い結果を生むと言う。
 小生(しょうせい)、日本一の吟詠家(ぎんえいか)と伝統建築の専門家を目指(めざ)して居ります。試行錯誤(しこうさくご)を営々(えいえい)と繰(く)り返して居ります。趣味はコーラスと詩吟(しぎん)で、詩吟は39年に為る。
 此の世は対立と合一(ごういつ)の世界だと言う。男と女、+(プラス)と-(マイナス)、表と裏、陰と陽、収縮と膨張、上昇と下降等々(とうとう)、合一(ごういつ)し生成(せいせい)すると言う。
 私は発声と音楽に興味が在る。声を出せばアクセント(音の上下)、音階の階段を上下する事に拠(よ)りリズムも生まれる。詩吟も音楽で、和音階(相対(そうたい)音階)で陰旋律(いんせんりつ)の2オクターブの世界です。洋音階(絶対音階)の「ミ」の音で変換(へんかん)
 私の経験から、音階の中にも神が座(ざ)して居ると感じる。声は回転し拡(ひろ)がり上昇。声学家(せいがくか)の中にも永遠のテーマだと聴く。和歌は昔、自然の山や川、森と沼、木々の内にも神が座(ざ)して居り、自然の美しさ、即(すなわ)ち神を讃(たた)える言葉が和歌の原型と言う。吟詠(ぎんえい)の内にも何か通じる一端(いったん)が在り続けて居る。(上代)
            「此の世は対立と合一(ごういつ)の世界だと言う」