『愛とは、其の人の為に時間を使う事で在る。』

 『愛とは、其(そ)の人の為(ため)に時間を使う事で在る。』 児童養護ホーム主宰(しゅさい)、1/4の奇跡(きせき)の山本加津子氏の言葉に強い印象を受けた。「愛とは其の人の為に時間を使う事、」と映画でも講演でも拝聴(はいちょう)する。実際の処(ところ)、全(まった)くそうだと想う。
 因(ちな)みに、恋とは何か、昔むかし詳(くわ)しそうな先輩に、好きに想う女が出来たので伝えたい、と話すと寝ない様にと言われた。其(そ)の晩、普通に寝て仕舞(しま)うと、もうどうでもよく為(な)って仕舞った。恋と言うものも不思議なもので在る。
 小生(しょうせい)、妻と二人暮(ぐ)らしで子供は居(お)りません。自由に楽しく生きて居りますが現在、63歳になる。まだまだ80歳は相当在(そうとうあ)りますが先の事を考えますと妻と仲良くし充実した豊かさにとつくづく思う。楽しく生きて行く外無(ほかなし)
 今、妻に合せて時間を十分に取りますと、機嫌(きげん)も良い。アドバイスも頂き妻を喜(よろこ)ばす事の大切さを、一日一回は妻を喜ばす様にとも言われる。然(しか)し、己(おのれ)の人生も小我(しょうが)を忘(わす)れ「成(な)さねば為(な)らぬ」事も在ります。多くの事を身に付け仕上げの人生をも歩(あゆ)む必要も在ります又、伴侶(はんりょ)として楽しく暮らして行く妻との時間をも充分に取り互(たが)いの人生の充実を図(はか)り成すべき事も為す。「愛とは其の人の為に時間を使う事で在ると」自我(じが)を捨(す)てて得(う)る事か。(上代)
   信念に基づいた処世術と共に、倫理の正しさを信じ、成すべきを為す。