『手を洗えば、潔(きれ)いに為(な)る。』に、想う。 『手を洗えば、潔(きれ)いに為る』と言う意味を実践され、会社を大きくされ利益も上げておられて居る企業が在ると、改(あらた)めて気付き深い感銘を受けました。其(そ)れは水洗い清掃を徹底されるに在る。
6~7年前の出来事です。古い木造借家アパートを少し持って居りますが、当時、一人暮らしの年配の男の人が亡くなられ親戚(しんせき)の方が二人、後片付(あとかたづ)けに来て頂きます。住(す)まわれた家財等を処分して頂くのですが部屋の中は荒れて居る場合が多く、ゴミ処分の業者に見積もりを取り、部屋を空(から)にして頂くのですが、此のゴミ処分業者から委託(いたく)を請(う)けた運送会社車両の対応のお話です。
「完了しました」会社の決まりで確認下さいと電話、適当で良いと伝うに来いと。已(や)む無く出向きて驚きました。ゴミ処分の車は引っ越し専用の綺麗(きれい)な昆虫の絵のアルミコンテナ車が横付けされ、ゴミが放(ほ)り込まれて居る。呆気(あっけ)に取られ部屋を確認するとゴミは残り掃除は出来て居ない。全然(ぜんぜん)出来て居ない。
社員教育、確認事項は只(ただ)の御題目(おだいもく)か人も車も遊(あそ)ばさ無い合理主義かと判断。処(ところ)が先日(せんじつ)気付く。運搬コンテナを水洗いし、其(そ)の度(たび)に清潔に保(たも)って居ると。「手を洗えば、潔(きれ)いに為(な)る」成程(なるほど)、会社は繁栄、利益も生むのだと。(上代)
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