『指導者は先(さき)を見通す力(ちから)が必要で、戦術家が必要』 要は、先(さき)が観(み)えて居るかどうかで在る。指導者は画くビジョンが観えていなければリーダーの資格は無い。先(さき)の大戦で日本が負(ま)けたのは指導者、上層部に戦術家が居なかった為(ため)だと言われる。誰も責任を取らず先も観え無かったので在ろう。戦術家なら、先を観て居る筈(はず)で、何故(なぜ)なら先を観ているから、リーダーが務(つと)まるので在る。
要するに、先が観え無ければリーダーでは無い。「戦術家」戦争や試合等に勝つ為の手段、作戦を考える事で在るが、「百尺竿頭一歩(ひゃくしゃくかんとういっぽ)を進める」(ギリギリの処迄(ところまで)行った上に、更(さら)に一歩を進める)事で在るが、先が観えるとは、ビジョンの直観力で在ろう。ビジョンとは「作戦行動計画」で在る。観えるから指導者に成るので在って観えるから人を導(みちび)く事が出来る。観えるとは、「作戦行動計画」に外(ほか)なら無い。結果は解(わか)って居るから何時(いつ)も思考(しこう)を繰(く)り返(かえ)す必要が在る。思考は実体化する。ギリギリの処迄行って其(そ)して、活路(かつろ)を見い出すので在る。確(たし)かにそうかも知れない。チャンスは作戦行動中に起(お)こって、捉(とら)えて為(な)し得(う)るもの。百尺竿頭(ひゃくしゃくかんとう)(百尺のさおの先)でギリギリの処(ところ)に在って一歩進める。とは此の事で在ろう。作戦行動計画在っての話です。(上代)
「百尺竿頭一歩を進める」