『建物と建物の間の活用に「路地の通り庭を、』

 『建物と建物の間(あいだ)の活用に「路地(ろじ)の通(とお)り庭を、』 景観(けいかん)まちづくりでは、「景観エリアマネージャー」の役割として景観からの視点から、まちづくりも考えるが、景観以外に防災や環境保全、住民交流などの活動を行っているチームとの緊密(きんみつ)に連携(れんけい)をとる必要も在る。地域の人達が様々(さまざま)な面での美しさを少しずつでも考えて行けば、まちは自(おの)ずと良くなって行く。ではどの様にして景観意識を広めるのか。私のコミュニティー活動は自宅前から始まった。
 毎朝、近所の道路掃除をして居ると、同様に掃除をされて居る方も増えて来た。コミュニティーは一定の地域で共同生活を営(いとな)む事に拠って形作(かたちづく)られた集団、地域社会、近隣(きんりん)社会。如何(いか)に心と心の触(ふ)れ合い等を企画、演出(えんしゅつ)が出来るかに問(と)われて居る。心と心の触れ合いとは感動を共有する事で在ろう。
 景観とは、私達を大事に楽しく誘(さそ)って居るか、どうかで在ると考えて居る。同時に、景観の意識を広める為(ため)にも実例を見せる事が重要と考え自宅を改修して『路地の通り庭』らしいものを造った。写真は自宅建物の間(あいだ)に路地通り庭を創(つく)り北道路面より透明ガラスの枡格子(ますこうし)親子ドアー越(ご)し敷地奥を南に見る。左はトイレ、キッチン食堂、ユウティリティー、路地に屋根が掛(か)かる。(上代)
      自分の一念をも変える。一念の変革は、未知の世界を切り拓く。