『要するに、景観は創るものである。景観とは何か』

 『要するに、景観(けいかん)は創(つく)るものである。景観とは何か』 小生(しょうせい)、景観(けいかん)に今此(いまこ)れから携(たずさ)わろうとして居る。景観は難解(なんかい)だと言える。景観を理解できる者は少ないのか。景観の意識を広める為(ため)に理解者を増やす事も先決で在る。現状では「景観」は全(まった)く理解されて居ないと言える。景観とは何か。私は景観とは「デザインと材質と、組み立てる思想」に依(よ)るべき「質観(しつかん)」と考えている。
 このとき「景観」を『伝統景観』、『自然景観』、『質的景観』に分(わ)けて考えてみることにする。『伝統景観』は「もてなし」、『自然景観』は「やすらぎ」、『質的景観』は「しつらい」である。「しつらい」は用意されたもの。つまり創(つく)られた景観。「しつらい」の景観は様式化への始まりと考えている。これらを総称(そうしょう)して「質的」価値観を包括(ほうかつ)しうる「質観(しつかん)」である。何故(なぜ)ならば人は「様式美」を求めている。要するに、景観とは創るものである。「景観」は町の豊かさを現(あら)わす。まちづくりではキーワードの一つで在る事を浸透(しんとう)させる。
 景観とはホスピタリティー、私達を大事にして楽しく誘(さそ)っているかどうかで在る。『伝統景観』は「おもてなし」で何故ならば、伝統文化を内在し観光要素も入るからで在る。観光都市、京都の市民憲章にも唱(うた)われて居る。(上代)
           「リーダーは、熱意と行動力と言葉の力が必要で在る」