『まいまい掘り研究 其の②』「まいまいず井戸」

 『まいまい掘り研究 其の②』「まいまいず井戸」 まいまい掘り、井戸を掘り下げる方法として理に適って居る。掘って土留め側壁を固めて掘下げる。
 水の得られる所まで露天掘り、すり鉢状に井戸を掘り渦巻き状に通路を付けて利用した。其の螺旋状スロープの形が「まいまいず」(かたつむり)に似て居た事から此の名前が付けられ、地表直径16m、底面の直径5m、深さ4m、此の井戸は東京都の指定史跡に成って居て鎌倉時代に造られたと言う。
 ユーフラテス川支流シリア北部、ハブール川沿い、新石器時代の集落遺跡「テル・セルク・アルアヘイマル」紀元前7,000年に使われて居た最古級の井戸が浄水目的は発見された。「人類の衛生概念の発展を示す資料」と言う。地表直径2.5m、深さ4m、少しすり鉢状に成る。川が近くて単に水を得ようとしたのでは無く浄水を求めたものと断定される。此の地域は約9,000年前の北メソポタミヤでシリア、イラク、イラン、トルコ各流域同時発達か。
 最古級農耕跡、中東チグリス・フーフラテス川流域「肥沃な三日月地帯」東端のイランで紀元前一万年~前7,800年の新石器時代の農耕遺跡が発見される。当時の、野生大麦小麦をひき臼、すり鉢を使って食用に加工して居た(上代)
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