『まいまい掘り研究 其の①』ピラミッドは「まいまい積み」

 『まいまい掘り研究 其(そ)の①』ピラミッドは「まいまい積み」 小生(しょうせい)、想い違(ちが)いをして居た。迎合(げいごう)せず、物事(ものごと)を掘り下(さ)げれば、井戸を掘るが如(ごと)くに孤立(こりつ)、世間と乖離(かいり)して仕舞(しま)うと言うが実際は違う。世間を拡(ひろ)げる方法に露天掘(ろてんぼ)りが適して機械化、人海戦術(じんかいせんじゅつ)も必要で在るが。太古(たいこ)より「まいまい掘り」も在る。
 古(いにしえ)よりの土木技術、まいまい掘り。周回(しゅうかい)、回転し掘下(ほりさ)げ土留(どど)め庭石等をすり鉢(ばち)状に設置して、自然な趣(おもむき)の谷を造るのでは在るが高等技術で在る。
 井戸の工法(こうほう)でも在る。円形側壁を周回し掘下げ石を積み下げて井戸を掘る。土圧により形造られる要するに、掘るのと土留(どど)め石が一体に回転して進む。
 エジプトのピラミッドは「まいまい積み」で四角錐(しかくすい)、巨大な石積み金字塔(きんじとう)が紀元前2600年頃造られた。地下室を有する地下埋設物(まいせつぶつ)の上に一本の杖柱(つえばしら)が立てられ「まいまい積み」により積み上げられた。巨石の下部中央で後に嵌(は)められる開口部は開けられ、其処(そこ)から順番に回転し上方に揚(あ)げられ周回して積み上げられて行く。最後は斜(なな)め石が葺(ふ)かれ仕上(しあ)げられ朝日と夕日に金色(こんじき)に輝(かがや)く芸術的歴史的構築物は、此の様に造られ今に伝(つた)える。例(たと)えば、己(おのれ)を掘り下げる「工法(こうほう)」として『まいまい掘り』は最適で在る?参考に。(上代)
           「頼りになるのは、此の身に着けた実力や習慣で在ろう」