『詩情と感情を伝える「ポルタメント」音声を滑らせる』

『詩情(しじょう)と感情を伝(つた)える「ポルタメント」音声(おんせい)を滑(すべ)らせる』 音楽用語で、声楽(せいがく)に使うのか「ポルタメント」情感(じょうかん)を伝(つた)える為(ため)、音声(おんせい)を滑(すべ)らせ表現する高等技術。天(てん)にまでも向(む)けて滑(すべ)らせて上昇(じょうしょう)する、ソプラノ、メゾソプラノ。
 小生(しょうせい)、音楽に興味が在り、詩吟(しぎん)を永(なが)く遣(や)って居ります。40年以上。詩吟も音楽で、声樂家にも習(なら)って居り、ビブラートも習いました。洋楽と邦楽(ほうがく)の違(ちが)い絶対(ぜったい)音階と相対(そうたい)音階、陽旋律(ようせんりつ)に陰旋律(いんせんりつ)、七音階と五音階の違(ちが)いは在るが。
 主音(しゅおん)を陽音階に和音階を接続して両方使って居ります。最近、漸(ようや)く観(み)えて来たものが在ります。其(そ)れは、情感を伝える「ポルタメント」音と声を滑(すべ)らせる技巧(ぎこう)、下降(かこう)する「フオール」が詩吟に合うと直観(ちょっかん)し、何とか身に着(つ)けた。
 実は、詩吟に憑(つ)かれたのは、高音の声を滑らせて上昇する「ポルタメント」を聴(き)いて衝撃(しょうげき)を受け、甲(かん)を繰(く)るに魅了(みりょう)されたからで在る。ポルタメントの上昇は出来るが、下降「フオール」が邦楽に合い、能狂言(のうきょうげん)、謡(うた)い等で使われて居るのにやっと気付きました。詩吟の熟語(じゅくご)の後(あと)の助詞(じょし)に効果的(こうかてき)だと気付きました。然(しか)し、難解(なんかい)で在る。現在、磨(みが)いて居る最中(さいちゅう)で、間も無く、御披露(ごひろう)出来る様、工夫(くふう)して居ります。イメージが観えて居るので完成する。(上代)
           「古今(こきん)に通じ、聖賢を師とする」