『西洋音楽の絶対音感と邦楽の相対音感に想う、』

『西洋音楽の絶対音感(ぜったいおんかん)と邦楽(ほうがく)の相対音感(そうたいおんかん)に想う、』 オクターブを理解し、身体(からだ)と生理や心と魂(たましい)に迫(せま)り叩(たた)く振動を理解し、嗚呼(ああ)そうだったのか理解すれど洋音楽の絶対音階(絶対音階)と邦楽(ほうがく)、和音楽の相対音階(そうたいおんかい)の連係(れんけい)を考えると、複雑極(きわ)まり、然(しか)し接続(せつぞく)もして居る。オクターブは「ドからド」までの振動数2倍。
洋音楽の平均律(へいきんりつ)は「オクターブ」12等分(とうぶん)した内の七音階ですが絶対音階で整然(せいぜん)とした階段は天(てん)から地へ続いて居る。邦楽の和音階では主体(しゅたい)としての、主音(しゅおん)を保持(ほじ)し、主体的な2オクターブの世界が洋音階の平均律にリンクして居る。此(こ)の二つの世界を知っている、理解している人は少ないかも知れない。
主体的な純正律(じゅんせいりつ)の相対音感の音階階段と整然とする平均律の絶対音感の音感階段、詰(つ)まり二つの階段が此の世(よ)に存在して居る。大自然の中の小宇宙、の様なもので在ろうか。例(たとえ)えば、私の持って居る2オクターブで相対音階の相対音感は紛(まぎ)れも無く存在して居る。音階上端(うわば)を上から撥(は)ね叩(たた)くので在るが、其処(そこ)に神の気配(けはい)も感じる。声楽家(せいがくか)がよく言う「永遠のテーマ」かも知れない。
邦楽の相対音階はインドから伝(つた)う、歌うお経(きょう)の声明(しょうみょう)が影響に在るのか、ドップラー効果やパイプオルガンのカップラー効果等も使われて居る。(上代)
『勝負勘、其して更なる手を打つ』