『鳥居の起源は釈迦の仏舎利トーラナ門』

 「鳥居(とりい)の起源は茶碗を伏(ふ)せた様な釈迦(しゃか)の仏舎利塔(ぶっしゃりとう)トーラナ塔門」 日本の鳥居(とりい)の起源(きげん)と言われるトーラナ(塔門)にはジャータカ(釈迦の物語)やインドの国章のインドライオン等が細密に彫刻りされて、釈迦の茶碗を伏(ふ)せた様な仏舎利塔(ぶっしゃりとう)ストゥーパ、語源の卒塔婆(そとば)でインド中部に前3世紀建造で丘の上に円周状擁壁(ようへき)高さ3m木造を模(も)した石の欄楯(らんじゅん)が囲い北東西三方やはり石を木造風に組んだ三段の鳥居の様なトーラナ(塔門)が在る。建物群中心に第一塔と呼(よ)ぶアショーカ王が建立したものインド最大最古と言われ此の高さ17m直径37m土大塔に釈迦の舎利(釈迦の骨)が納(おさ)められた後、取り出される。
 紀元前268年頃、マウリヤ朝の第三代アショーカ王は即位後に起こしたインド統一の争いで多くの犠牲者を出した事に悼(いた)んで王は仏教に帰依(きえ)、仏教を国内外に広め保護し共にダルマ(法、正義)に沿(そ)った政治を始めた。ダルマが正しく成されているか国内を巡(めぐ)り全土に八万四千の精舎(しょうじゃ)(仏教施設)を建立したと言う。先日、ネパール南部に在る仏教の開祖(かいそ)、釈迦(ブッダ)生誕の地と言われるルンビニで木造建物の痕跡が見つかったと発表、前6世紀のも。
 ルンビニ遺跡は1896年発見され釈迦生誕伝説に関して期待される。(上代)
           「相応(ふさわ)しい器に為れば入って来る」