『自分を変えるとは何か、自分の信念を変える事か』

『自分を変えるとは何か、自分の信念(しんねん)を変える事か』 一般的に己(おのれ)を変えては為(な)らないので在るが「自分を変える」とは、どの様な事なのか。当然、己(おのれ)の信念(しんねん)を変えると言う事は毛頭(もうとう)無い。然(しか)るに、自分を変えよ、と言う言葉が聞こえて来る。自分を変えるとは何か。自分を取り巻く世界をもっと良く変えて行こうと考えるものだが。己の信念を変えず自分を変え様と言うのか、解(わか)らない。己(おのれ)の信念を練(ね)り固(かた)め慎重(しんちょう)に行動を重(かさ)ねては完成させるものだが、其(そ)れは自分、己を変えず事を成(な)して行き「些(いささ)かも動せず」の心境(しんきょう)と考えるのだが。然(しか)るに、自分を変えるとは何事か。変えては為(な)らないものを、不易(ふえき)を変えるとは何を指(さ)して居るのか。例(たと)えば作戦行動計画を推(お)し進めるに、己の信念を変えては為(な)らないが必定(ひつじょう)(必ずそうなる)で在る。自分を変えるとは、まやかしか、人を混乱(こんらん)に落としめるのか。事を成(な)し続けるに固(かた)い信念も必要、まさか信念を変えるべきだと言うのか。信念が無ければ作戦行動計画も取れないハズ。ひょっとして信念、志(ここらざし)の未(いま)だ固(かた)まって居ない人に対してのアドバイスで在ろうか。逆(ぎゃく)に信念、志(こころざし)が在れば自分を変える必要は無いと言う事か。志(心に定(さだ)めた目標)固(かた)い信念を勧(すす)めて居るので在ろう。(上代)
           「志(こころざし)とは、心に決めた目的の事」