「遣り切って空にする(発顕還元)出せば入いる。」

 「遣(や)り切って空(から)にする(発顕還元(はっけんかんげん))出せば入いる」 僕は今迄(まで)、其(そ)の場(ば)、其の場で言うべき事を言って来なかった。誠(まこと)に無責任なあかんたれだ。確(たし)かに小生(しょうせい)、ハイハイと言って居れば、時間が掛かっても其(そ)れなり上がって行くが、余(あま)りにも時間が係(かか)り過(す)ぎた。『誠を尽(つ)くせ、時を待(ま)て』と言うが、いい加減(かげん)に此(こ)れだけでダメだと感じる。やはり言い切って置くべき、正(ただ)すべき事は正し、確立すべき事は確立する、其の場で正しいと想った事を現(あらわ)さなければ為(な)らぬ。
 「最近、私は変(か)わった」必要な場面に差し掛かった時、憤(いきどお)りを感じ自然に満(まん)を持(じ)して突然『誠(まこと)の発露(はつろ)』が顔を出すので在る。どうにも看過(かんか)出来ず迫力(はくりょく)で看破(かんぱ)、言い放(はな)つので在る。誠を尽くして穏(おだ)やかに。其の結果は冷静に待つ。天の助けか誠が通り良い方向に進んで行く。天(てん)を味方に付けるには己(おのれ)との約束を護(まも)り果(はた)せねば為らぬ。遣(や)ると決めたものは、必ず遣らなければ為らぬ。
 「作戦行動計画」の実施(じっし)で在ろう。実践(じっせん)して遣りきって仕舞(しま)い空(から)にすると、必ず次のアイデアが浮かび意欲も沸(わ)き又、作戦行動計画を立て実施に向かう。空にする、其処(そこ)に神も宿(やど)る、頭の中を空にすれば次のアイデアで満(み)たされる。遣(や)り切って頭の中を空にすれば「発顕還元(はっけんかんげん)」又、出せば入って来る。(上代)
            頭の中を出し切って空(から)にすれば又、満たされる。