『人は皆、幸せに成る為に生まれて来たと、言われます。』

 『人は皆、幸(しあわ)せに成る為(ため)に生まれて来たと、言われます。』 人は皆、幸せに成る為に生まれて来たと言われる。大自然は宇宙の法則に従(したが)って一分一秒のくるいも無く巡(めぐ)り動いて居ます。昼夜(ちゅうや)の分(わか)ち、一年のめぐり、春は花、秋は紅葉、昔も今も、千万年一日の如(ごと)く変わらぬ運動を続けて居ます。誰も教(おし)えぬのに、ツバメは春来て軒端(のきば)に巣を作り、子を育て、秋は南に飛んで行く。ミツバチはしっかりと決まった一団の社会を作って、けんかもしない。どの、ツバメが不幸で、どのミツバチが幸福と言う事は無い。自由も平等も只(ただ)、自(みづか)らにして行われて居る。こうした中に人間の社会だけは貧富、貴賎(きせん)、上下の差別が在り、健康な人、虚弱な人、賢(かしこ)い人愚(おろ)かな者、其(そ)して国の興亡が在り、文化に隆替が在ります。此れはどうした訳でしょうか。其(そ)れは人間に限って勝手気まま、我がままをする事が出来るからと言われます其処(そこ)で提案します。
 六十歳等を過ぎれば遣(や)りたい事のみ行うを許(ゆる)されます。己(おのれ)の遣(や)りたい事を、長期計画をわくわくする事だけを行(おこな)って行きたい。己(おのれ)の「成すべき事を為(な)す」が最重要で在り、先(ま)ずは、地域の人達との交流を深めて行きたい。と、提案します。地域社会、地球にも貢献(こうけん)できる時「夢」が在ると言えるのか。(上代)
           「出来ると想えば出来、出来無いと思えば出来無い。」