「運を天に任せる」身を天に委ねるとは。

 「運(うん)を天に任(まか)せる」身を天に委(ゆだ)ねるとは。 『自分を超(こ)える存在。』を信じる事も大事で在る。自分を超(こ)える価値を信じないから、自分の事は自分で全(すべ)て決められると言う考えが出て来るが、自分の事は全部、自分で決められず、自分を超えた価値を知り、自分を委(ゆだ)ねる事も大事と為(な)る。例(たと)えば「エリート」と言うのは、人より優(すぐ)れた人では無く、自分を超えた価値を知って居て、其(そ)の為(ため)に努(つと)めも出来る人の事だと言われる。結局、「自分を超える存在。」を信じれるかどうかに掛(か)かって居ると言える。「全ては、人の心が決める。」と言う。
 『出来る。』と想うと出来る。『出来ない。』と想えば出来ない。人生は想った通りに為(な)ると言う。運(うん)を天に任(まか)せる。身を天に委ねる。じたばたしない。何時(いつ)も笑顔で爽(さわ)やかに。気付いたら直(す)ぐ実行。至誠(しせい)を尽(つ)くして身を任す外(ほか)無し。
 「心構(こころがま)え」とは(考え方)、行動、結果。得(え)たいものを得る自由。遣(や)りたい事を行う自由。成りたいものに為(な)る自由。心構えが全てで在る。『私には出来る。』人間の正体は(考え方)で在る。私情、雑念をさっぱり捨(す)て、運を天に任せる明朗闊達(めいろうかったつ)な心境に達した時、必ず難(なん)を逃(のが)れる事が出来ると言う。又、此の様に文字を書くとは己(おのれ)を磨(みが)くに等(ひと)しい。要は、遣(や)る気次第(しだい)。(上代)
           「出来る。」と想えば出来る。「出来ない。」と想えば出来無い。