己の特異点を生かし行動、伸ばす事に拠り世界を変える。

 人は想(おも)う、己(おのれ)の成すべき事、為(な)すべき想いが在る以上、どの様に為るのか、よく解ら無いが突き動かすものが在る。時は過ぎ、いよいよ揺(ゆ)り動かされて行動に移す。
 先日、瀬戸内寂聴さんと思想学者との対談で興味深いお話を拝聴しました。社会的な活動もされ影響力の在る、寂聴(じゃくちょう)さんの言われるには、「自分の事を包(つつ)み隠(かく)さずに書く文章形式は日本独特の古典文学形態で、是(これ)だったら私にも書けると創作意欲が沸(わ)いたそうです。其処(そこ)から瀬戸内さんは実践され、行動、展開して行ったのだと言う。50歳を過ぎてから始めたものだと言う。特異点(とくいてん)(シングル・ア・ポイント)異質なもので表現等も行動も言動も取り難(にく)いものでは在るが己を信じて行動すべきで在ろう、少しでも社会に役立つのではと。
 「己(おのれ)の特長(たち)を生かす。」主体的に、行動した者が生き残るのではと言える。此の世の流れでも在ろう、手掛(てが)かりは己の持つ特異点で在る。特長(たち)を生かして実践行動する。大事なのは、『一心不乱』に遣(や)り通す事で在る。必ず出来る、果たせる応援もして貰(もら)える、人に教えても貰え必要とされる、世界を変える。『一つの小石が転がり雪崩(なだれ)が生じる。』楽しく苦難の道かも知れ無い。(上代)
           「己の特長(たち)を生かして、」