『得るは捨つるに在り「捨我得全(しゃがとくぜん)」』のお話。

 己(おのれ)の大きな向上、躍進、完成は、己を空(むな)しくする事に在ると言う。「捨我(しゃが)」とは(自分を捨てる事。)
 先ず、『ハイ、』の挨拶は、『ハイ、』の大きな返事は、自分に対して自覚の現(あらわ)れで「捨我」の始まりでも在ると言い、『毅然(きぜん)と立って行えば、運は開ける。』と言う。又、気づくと同時に行う事、是(これ)は、成功の秘訣(ひけつ)と言われ、「直観力」を磨き、「第一感」を養(やしな)う事に在ると言う。例えば、良いと想い付けば直ぐに実行し、実践が望ましい。先ずは、小さな事からでもどうか、何か壁に飾りたいと想えば、其(そ)れを行いて又、其れを行えば面白いのではないかと想えば行い、其の積み重ねが習慣化して、より良い生活習慣と為るのでは。学習と実践を繰り返すのか。此の、直観力が一番大事なのかも知れ無い。直感では無く、直観で在る。感よりも強く観えるので在り、気付いた時、其れは其の事を処理する最高のチャンスで在ると言う。其れを延ばせば、次第に条件が悪く為る。「気付くと直ぐする。」「気付くと同時に行う。」「気付いた時、気軽に、喜(よろこ)んでさっと処理する。」是は、成功の秘訣、健康の秘法で在ると言う。「気付いたら直ぐする。」やはり、直観力、発声力、文章力に尽(つ)きる。(上代)
          話は、いよいよ面白く為って来ました。