「うちに、街宣車が遣って来た。」のお話。

 小生、幕末に憧(あこが)れる人間。先日、選挙か、街頭演説が当方前にて始まりてチョット、うるさく感じて居りました。ふと、約20年前の出来事を想い出しました。其れは突然、信じられ無い事が起りました。うちの前に、何と蒼(あお)い街宣車が遣って来ました。其れも二台。
 以前、仕事が大変忙しい時期イレギュラーに使った、業者が良く無かった。工事が滞(とどこお)り工期に間に合わず、水道局にも日参し奇跡的に難局を回避した。問題業者とは縁を切った数か月後、嫌(いや)がらせの街宣車が二台遣って来ました。
 其の、音量たるや大きさに驚き中に居ても話も出来ません。先ずは、落ち着いて、警察署に電話を入れました。担当刑事が飛んで来ましたが、後から考えると、110番に掛けた方が良かったのかも知れません。担当刑事なので連中とは顔見知り、信じられ無い答えが返って来た。「お金で解決すれば、」と、呆(あき)れ返りました。納得が行きません。暫(しばら)くして直感しました。此れは、ご近所も「嫌がらせを受けて居るのだろう。」と、其処で「勝手にどうぞ」と。よく知る担当刑事が言うには話を姑息(こそく)に録音したので「マズイです」と言う。失望やら情け無いやら。直ぐに下せる小切手でお引き取り頂きました。(上代)
           もっと、もっと、続きまあ~す。