先日、長年の疑問の一つが解けた、と言うお話。(14号文)

 小生、長年分から無かった事が漸(ようや)く分かった。人によく尋ねもしますが、概(おおむ)ね、人は聴か無ければ先ず教えて貰えません。身に付け様とすれば進んで恥を掻けと言われる。
 洋楽と邦楽の興味在る対比で、オクターブを12等分した平均律と邦楽の同じ12等分した「純正律」基本的に洋楽は、ドレミの七音階。邦楽は中国より伝わり雅楽が成立する平安中期頃、和五音階が確立される。(音楽は奈良時代に武樂も中国の使節が伝え、舞いの伴奏が始まりで今も伝う。楽器の笙(しょう)、篳篥(ひちりき)等は飛鳥時代既に伝う。)其の純正律とは何ぞや。基本的に邦楽は陰旋法。何故か洋樂に比べ暗い、どうも日本人は明るい曲よりも少し暗い目の曲を好む様です。例えば、子守唄でも五木の子守唄等、悲し過ぎる曲も多数占める。洋楽、シュウベルト作曲の子守唄に代表される殆(ほとん)どが明るい曲です。陽旋律に対して陰旋律、相違は何処か、其れは独特の日本語、アクセントに起因すると言われる。ファ、シ、(レ)の音階が何故か振動数、音が僅(わず)か低く音階段が均等割りで無く、アクセントの加減で反転(渡(わた)り等)上端も使い上から叩く(掘る)ので少し音程が下がる。声樂では基本的に下端を叩く上向き。(上代)
            お話は、ずう~と、ずう~と、続きます。